4D Chartが正しく動作しない
4D v11 SQLでは、MacOSのコンポジティングウィンドウをサポートしています。このコンポジティングウィンドウでは、古いコントロールの一部が機能しません。
参考資料:
アップル社テクニカルノート
アップル社テクニカルQA - QA13244D Chartは古いコントロールを利用しているので、4D Chartをコンポジティングウィンドウで表示すると正しく機能しません。しかし、4D v11 SQLのウィンドウ全てがコンポジティングウィンドウということではないので、いくつか注意してプログラムを行えば、従来通りの動作を期待することができます。
回避策
4D v11 SQLの仕様では、コンポジティングウィンドウが使われるのは、次の時になります。
- Open form windowで生成されたウィンドウ
- Open windowで開かれたCompositing Mode (定数:4096)タイプのウィンドウ
- フォームエディタ左上にある表示ボタンで開かれたウィンドウ
このうちCompositing Modeを明示的に利用した場合では無いときで、Compositing Modeを必要としないフォームオブジェクトのみで構成されていて、かつ古いコントロールを利用しているオブジェクトがあるときには、コンポジティングウィンドウは使われません。ただしこれは、スタンダードビヘイビア(注)であるので注意が必要です。
例えば、Webエリアと4D Chartは同じウィンドウ上に配置することはできません。4D Chartが正しく動作しない時には、まずコンポジティングウィンドウが使われている可能性を疑ってみてください。その次に、従来のウィンドウが使われるようにフォームのデザインを見直し、Open form windowではなくOpen windowを使うことを検討してください。
注:スタンダードビヘイビアは、仕様として明記されていない動作です。将来に亘り動作が保証されているものではありません。