4D Backupでミラーサーバ。CPU使用率が100% !?
Q. 4D Backupアプリケーションを起動し、ミラーサーバを立ち上げることができます。4D Backup 6.0.5のミラーサーバをNT上で起動した場合CPU使用率が100%と表示されますが、これはいったいどういうことでしょうか?
また、適切なミラーリングタイミングはどの程度のものでしょうか?
A. 4D Backup 6.0.5でミラーサーバを起動した場合、NTのパフォーマンスモニタで確認すると、ミラーサーバのCPU使用率が100%を示しています。これは一見、ミラーサーバ以外の機能が一切動作していないように見えますが、NT自身を含め全てのジョブが100%のCPUを使用して動作しています。ただし、他のプロセスパフォーマンスを減少させることなく動作するジョブが他にある場合は別です。つまり、同じPC上で複数のミラーサーバを起動することはいいアイデアではありません。Macintosh上では問題ありません。ミラーサーバが100%のCPUを使用していると表示されることで、ミラーが動作しないのではないかと不安になりますが、その問題はありません。CPUを動作させないでおくことによるアドバンテージはありません。ミラーが動作していれば、CPUにフリータイムがあるかどうかは気にする必要がありません。4D Serverマシンがオーバーロード状態にあることが不安にもなりますが、その場合は、4D Clientが速度低下を起こす原因がないかどうかをテストすることが必要となります。4D Serverで4D Backupを使用する際、インターフェースを使うと(メニューからバックアップやミラーを実行する)4D Serverの処理を遅くさせます。しかし、スケジューラからの実行は、処理を遅くさせることはありません。(通常のバックアップ処理はこちらで行われます。)4D Serverのスローダウンがあるかどうかの確認をするには、パフォーマンスモニタを使用するべきではありません。何故なら、パフォーマンスモニタは4Dのグローバルアクティビティをレポートしているからです。Server上では、異なったプロセス(スレッド)が動いています。4D Backupは有効なCPUタイムを使用しますが、4D Server上の他のプロセスに有効なCPUタイムを使うかどうかはわからないことです。
正しいテストの方法としては、10,000レコードを作成するメソッドを作成し、必要時間を計測することです。そして、ミラーが実行されているかいないかでの時間の違いを図ります。少し遅くなる程度は普通ですが、許容範囲であるべきです。いずれにしても、ミラーリングを多用することは避けるべきです。ミラーリング処理を多用すれば、より安全になるというわけではありません。1時間〜1日程度がいい間隔といえます。 となると、ミラーを使う理由は何でしょうか?フルバックアップとログファイルだけでは済まないものがあるのでしょうか?いくつかの理由があります。
■ミラーは、ログの統合を間違いなく行います。つまり、統合に関する問題がありません。
■最新のミラーデータベースがあり、30分間のログがあったとすると統合処理は24時間のログで行うよりずっとはやく行うことができます。
■ミラーを頻繁に行うと、キャッシュを頻繁にフラッシュします。これは最適化の観点からは望ましいものではありませんし、フラッシュ中による処理の不成功の可能性を高めてしまうことになります。するとデータベースはダメージを受け最終バックアップから復旧することになります。これは安全ではありますが、単純に現在のログファイルを統合するより時間がかかることになります。
■また、4D Serverがミラー更新を始めようとする度に、現在開かれているトランザクションの終了を待つことになります。ユーザがデータ入力中に電話を受けていたり、入力画面を表示したまま席を離れてしまったりした場合には、非常に無駄な動きとなります。 従って、ミラーとミラーとの間には、遅延時間を設けることが必要です。 また、ミラー処理には、安全のために、ミラーデータベース自身のコピーが行われるために時間がかかることも注意すべき点です。前回のバックアップが終了しておらず、ミラーサーバの準備ができていなくてミラー更新が失敗した場合は、次のミラー更新も正しく動作しないでしょう。ちなみに、4D Backup 6.5では、NT上でのミラーサーバのCPU使用率が100%とはなりません。これは、4D Backup 6.5が前のバージョンに比べて、内部的なイベント待ち時間の間隔を調整したためです。いずれにしても、4DServer, 4D Backupのミラーリングには、影響はありません。
※ストラクチャやデータに対しての上記操作を行う場合は、ファイルのバックアップをとってから行うようにしてください。