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ユナイテッド航空

ユナイテッド航空は4D server により航空機のメンテナンス管理を行っている。

ユナイテッド航空が運航を行う場合には常に乗務員は飛行時間の記録を行う。ある一定の時間の後にすべての機体は飛行上の安全と旅行者の安全のために指定されたメンテナンスを受ける。数多くの目的地へ飛行する400以上もの機体があるが、ユナイテッド航空では各機体の飛行時間と必要となるメンテナンスの管理を行う。

現在、各目的地やメンテナンス・ステーションに到着する機体について完全にメンテナンスを行うための詳細が記入された作業カードが印刷される。しかし、かつてはサンフランシスコにあるメンテナンス・オペレーション・センターのエンジニアリング部で日々の作業カードの新規更新や必要なメンテナンスの変更修正が行われ、2週間単位ですべての機体の新しいデータをマイクロフィルムに焼き込み、そのフィルムから印刷された作業カードが世界中の200以上ものメンテナンス・ステーションに送られていた。

この作業手順ではいくつかの問題があったため、作業カードの新しい発行システムが求められた。例えば、それはメンテナンス・ステーションにマイクロフィルムが送り届けられるまでの時間に、データは2週間分古い情報になってしまうからであった。また、すべてのメンテナンス・ステーションのオペレータは作業カードを印刷するために毎日3、4時間が必要だった。さらにマイクロフィルムからカードへ印刷を行うための特別な用紙は特に高価であり、プリンターは頻繁に使われるためにうまく機能しないことが頻繁にあった。

このシステムはワードプロセッサを基盤にしていたために、利用者はデータの検索を行ったり、連邦航空局に必要とされるメンテナンス項目を簡単に報告することができなかった。さらにデータがマイクロフィルム化されるまで別ファイルに保存されるべきである画像をサポートしていなかった。

これらの問題を解決し機能性を持たせるために、情報システム管理部かつ作業カードシステムのグループリーダーであるジェリー・クレマン氏はサンフランシスコでの従来のシステムを4D Server によるデータベースに置き換えた。

4D Serverによる機体の整備

作業カードは現在4D Write を利用した書式で利用され、データベースフィールドからのデータを直接入力することが可能である。データベース情報が修正されると、情報カードは自動的に更新される。4D Writeを利用した作業カードは従来のカードよりもはるかに読みやすく、レーザープリンタで印刷され、紙とマイクロフィルムによるコストを削減した。従来のシステムでは一度に一枚のカードのみを印刷を行うだけであったが、ボタンを一回クリックするだけですべてのカードが印刷される。また、そのカードが最新のものであることを整備スタッフに伝えるためにすべてのページには番号と日付けが入力される。

作業カードには整備スタッフにとって有用な画像がしばしば含まれる。かつて手作業により紙面の画像を切り貼りする作業は月に10〜15時間を必要としたが、現在では画像はスキャナで読み取られデータベースの中に取り入れられる。このことによって労働時間を削減することに成功した。4th Dimensionではひとつの画像を多くの異なる作業カードでも再利用することができ、印刷時に自動的に割り当てられる。作業カードを印刷するためには、オペレータはボタンをクリックするのみであり、このことにより他の仕事に時間を割り当てることができる。オペレータが他の仕事から戻った時には、すべてのカードが印刷され整備スタッフに渡す準備が完了している。

過去においては、ただ一人の整備スタッフ用のサイン欄が作業カードに用意されていたが、同じ仕事を二人の整備スタッフに指示した場合に問題があった。4D Server を利用することで、整備スタッフ用の複数のサイン欄のある新しいレポートが印刷される。「またこのことによって工場長に重要な仕事を任せることが可能になり、そのことにより機体の迅速なメンテナンスを確実なものにしました。」とクレマン氏は語る。

作業終了レポートは以前には100以上もの書式で行われていたが、4th Dimension によって一貫した書式となった。「我々は100の方法からひとつの方法に絞り込みました。異なるレポートの背後に隠れた意味を解読する必要がなくなりましたので、時間を節約することができました。」とクレマン氏は語る。一貫した書式によって混乱と使用トレーニング時間を減少することができ、実際にも利用者は4th Dimension のシステムをすぐに操作しはじめることができる。「このシステムは非常にシンプルですので、それを習得するには約1日かかるのみです。」

かつてのワードプロセッサを利用したシステムでは検索を行うことができなかったが、現在では4D Serverを利用することで計算や分析が可能である。例えば、新しい機体が新たにステーションに入ると、過去のデータから必要なツールや材料を計算することができる。

また4D Serverでは詳細な計算されたメンテナンスデータのレポートをどのようなフォーマットでも印刷を行うことができる。このカスタマイズされたレポート作成機能は、連邦航空局にすべての必要とされるメンテナンスが満たされていることを報告することに役立っている。

さらに、当初は15クライアント分の 4D Serverを利用し、さらにシステム利用者が増えたが、4D Serverのシステムの速度と機能性はかわらなかった。クレマン氏は次のように語る。「このデータベースはうまく動作し我々の望むすべてのことを行います。」

4D Serverで安全な運航を

ロサンゼルス空港でのテスト用データベースはユナイテッド航空自身でテストが行われた。クレマン氏は次のように語る。「このシステムによって我々はすべての分野において経費を削減することができました。そのため、このシステムをすべてのメンテナンス・ステーションで導入したいと考えています。」プリンターと紙に関する費用を削減しただけではなく、労働時間を効率よく利用し、支出を抑え、メンテナンスのクオリティを高めた。

「すべての方法において、まさにシンプルで、速く、経済的です。」とクレマン氏は4D Server によるデータベースについて語る。「他のメンテナンス・ステーションがこのデータベースを利用することにより、コミュニケーションを増大させよりよいメンテナンスを提供する情報データベースをさらに共有することができるようになるでしょう。」



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